ユタ州への旅とモルモン教

旅行

UCLA大学院時代の先輩

大学院時代の先輩に誘われて、ユタ州の彼女の家に遊びにいってきた。
彼女はモルモン教徒で、マーシャル島に宣教師として
行っていたことがあり、マーシャル島の言葉、
マーシャリーズを専門としている。

大学院生時代は独身だった彼女だが、今は小学生になる
男の子たち二人の母であり、ご主人とラブラブな生活を
リーハイというユタ州の街で送っている。

彼女は私よりは年齢は若いが学年は二つ上の先輩で、
彼女とは同期の子たちほど仲が良かったわけではないが、
それでも、学生時代から、穏やかで話しやすく、
また、いろいろと話しかけてくれるとても感じがいい人だった。

Facebookで私がロスに来ていると知り、
遊びにこないかと声をかけてくれたのだ。
そこで、彼女が教えているモルモン系の大学の
秋学期の授業が始まる前に8/21-26まで遊びに行くことにした。

いざ、飛行機でユタ州へ

ソルトレイクシティー空港はロスから2時間弱。ロスとの時差は1時間で、
ロスより1時間進んでいる。今回も、以前オークランドに行った時と同様、
SouthWest航空で行った。しかし、今回は、LAXからではなく、
ハウスメイトの勧めで、Burbank空港からSalt Lake 空港に。

私のいる、ハンコックパークからは
LAXもBurbank空港も時間的には、あまり変わらないが、
Burbank空港の方が多少、UberやLyft代が安いし、
空港が小さいのでいろいろと勝手が良い

国内便は、水は持ち込めないが、食べ物はオッケーだ。
飛行機がお昼時だったので、今回はサンドイッチを持ち込んだ。
前回のオークランド行きの飛行機でもそうだが、
座席指定はされておらず、乗り込んだ順に座っていい
そのため、自分のグループが呼ばれたら、早めに入った方がいい席に座れる

ソルトレイク空港は、ものすごく大きくとても綺麗だった。
大きすぎて移動に時間がかかると文句をいう人もいるらしかったが、
私の場合は、空港からもう旅行がはじまっているので、
空港内を歩きながら楽しんだ。

ユタ州といえば、モルモン教

ユタ州はモルモン教の本拠地となっていて、
モルモン教信者でないか親戚でもいないと
日本人はなかなか訪れないのではないだろうか。

出発前に、元アドバイザーのマリアに
どういう習慣があるのか、ちゃんと調べて行けと言われたため、
調べないといけないほどか、、とちょっと不安になったが、
念の為、一応調べておいてよかった

ネット情報によると、肉を食べず、アルコール、コーヒー紅茶などは
飲まない
ということ。6日間の滞在予定なので、それなら、
なんとかやっていけるだろうと思い、やってきた。

実際、友人宅に来てみると、アルコール、
コーヒー紅茶は飲まないが、肉は食べる
とのことで、
ちょっとうれしかった。つくづく日本人は肉好きだと思う。

私はお酒はほぼ飲まないので大丈夫だが、
コーヒーやお茶が飲めないのは、ちょっとつらかった
私が何を飲もうと、きっと彼女は気にしないだろうが、
なんとなく、彼女の家にいる間はあわせたほうがいいかなあ、
子供達もいるし、と思いお湯でなんとかのりきった

しかし、帰りの空港で
すぐスタバに入り、コーヒーを飲んだのだった。

その他、食事の前にお祈りをするぐらいで、
特に大きく生活が違うということはなかった

リーハイという街

彼女の住むリーハイは、静かで安全なエリアで白人しかおらず
彼女の子供達も近くの小学校まで自分たちで歩いて通っていた。
ロスだと、小学生が自分一人で学校に通うのは考えられないので、
すごく安全なんだと思う。ドラマにでてきそうなアメリカの割と恵まれた
奥さんたちが住んでそうな感じの町だ。

到着した日の夜、ツリーという月一回の地域交流のイベントがあり、
私も友人家族について行き参加させてもらった。
そこでは、近所の人が夕食後にデザートを持ち寄って集まり、
立ち話をして交流し、その周りを子供達が、
走り回って勝手に遊ぶ、というものだ。

とても住みやすそうな、素敵な街だった。
そして、そこに住む人たちは、日本人なんて、みたことないんじゃないか
と思ったが、ツリーの時に話したご近所さんは、それこそ、宣教師として
日本を含めいろいろな国に行ったことがある人も多く、
日本のこともよく知っていて、ちょっと意外だった。

友人夫婦はとても仲が良く、安全でご近所も仲がいい素
敵なエリアに住んでいて、また、彼女が勤めている大学も
とても大きく美しく素敵な生活だった。

ユタでの食生活

宗教上、とても健康的な生活をしているのかと思ったが、
全くそうではなかった。友人の家で数日暮らしてみて、
私が見た彼らの食生活は、かなりカルチャーショックだった。

それこそ、私がイメージするアメリカ人そのものの食生活なのだ。
正直か、彼女とご家族の健康が心配になったほどだ。

朝から水を飲むようにダイエットペプシ

友人は、学生時代と比べて、だいぶ大きくなっていた。
アジア人の私からすると、かなりだ。とにかく食生活がアメリカン
お酒を飲む楽しみがないから、と言って朝から夜まで、
Diet Pepsiを飲んでいる。

これは、どうなの?いくらダイエットでも、体重は増えるだろう。
しかも、人工甘味料が体にいいわけがない
本物の砂糖の方が、まだいいだろうと私的には、思うが、
普通のペプシだったら、体重がもっと
増えているはずとマリアに言われると、そうなのか、、と。

私のボストンの大学院のアドバイザーも、
再会した時には、かなりビッグサイズになっていて驚いた。
彼もソーダーばかり飲んでいた。それは、さすがに絶対に体によくないだろう。
フライドポテトもだが、アメリカはソーダも税金を高くしたほうが
いいんじゃないだろうか、と思う私だった。

食事も、野菜やフルーツより、炭水化物中心だ。到着した日には、
メキシカンのエンチラーダを作ってくれて、それはとてもおいしかったが、
他に一緒に食べたものは、マフィンやピザやパスタなど。
どれもすごくおいしくて感謝しているが、炭水化物のオンパレードだ。

しかも、ユタに来たら、食べた方がいい
おすすめのものは、ほとんど甘いものばかり。


そしてこちらが、有名な、ローカルフード、
フューネラルポテト(葬式ポテト)、
お葬式の際に出されていたらしい。
ポテトにチーズなどが入っていて上に
コーンフレークがかかっている。
美味しくないわけがない。

州全体が、アルコールのかわりに、
甘いもので気持ちを満たしているのだろうか。
甘いものは、宗教的には禁止にはしなくていいのだろうか、、。
ユタ州の食文化は、私には謎だった。
まあ、健康のためにいろいろなものが禁止というわけではないのだろうから、。
宗教のことは、勉強しないと良くわからない。

ユタ州の壮大な自然の美しさ

実際にユタ州に来てみて驚き、感動した。
もっと砂漠なのかと思ったが、とにかく緑が多く、
自然が豊かだ。山に囲まれていて、山が美しい壮大だ

ただ、標高が高いせいか、6日間の滞在中5日間は、
軽い頭痛に悩まされた。最近、ロスでは
あまり頭痛が起きなかったので、油断しており、
頭痛薬を持ってくるのを忘れてしまった。

鎮痛剤を飲むと、切れた時もっと痛くなる気がするので、
なんとか飲まずに、耐えて乗り切った

友人には、いくつか山やキャニオンに連れいて行ってもらい、
自然を堪能
させてもらった。マイナスイオンいっぱいだ!

ただ、彼女の話によると、冬は山に囲まれているために、
空気の通りが悪く
、排気ガスなども逃げられず、
空気がとても悪くなるということだ。
子供達を外で遊ばせられないほどに。
東京の光化学スモッグと一緒だ。
山は美しくても、また別の問題がでてくるわけだ。

今回の滞在では、貯水池でのPaddle boarding(パドルボーディング)を
初体験。人がとても少なく、波が立たないので、
ボードに立つこともでき、とても楽しかった。

友人は、毎日、子供達が学校に行っている間、そして帰ってきて夕方からと
いろいろなところに私を案内してくれてさぞ大変だったと思う。
いろいろなキャニオンに行ったり、
ご主人の運転するトラックでいろいろな山道を走ったり。
連れて行ってくれた和食レストランもおいしかった。

本当に、ありがたいし、感謝でいっぱいだ。
こんなに楽しい旅行は滅多にできない。先輩、ありがとう❤️

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