海外で暮らすコツ:ハウスシェア/ルームシェア編

ロス:新生活準備

LA生活で、うまくやっていくコツは?

 LAで新生活のたちあげをしながら、とても大事だと思うことは、

  1. とにもかくにも、コミュニケーション
  2. 待ってないで聞かないと

その二つ。特にハウスメイト達との暮らしで大事なのは、
コミュニケーション

高校生や大学生の短期ホームステイなら、
自分から一生懸命話さなくても、英語があまり出来なくても
お客さんなので、気を遣って生活してくれるのだろう。

しかし、長期に一緒に住むとなるとそうはいかない。
お互いにストレスがないようにやっていかないと続かない。

極度の面倒くさがり屋だというのがその理由かもしれないが、
私は、基本、割と自分から動かなくても、相手がきっと
言ってきてくれるだろうと考え、待っているタイプなのだ。

しかし、さすがに外国生活も長いせいか、
さすがに、受け身ではダメだというのは、学習している。

ハウスシェア・ルームシェアでうまくやっていくには?

まだ暮らし始めて1ヶ月なので、この先もずっとこういう状態かは
わからないが、今の所すごくハウスメイト達とうまくいっている

まず、私は疑問に思ったり、わからないことがあれば
必ずハウスメイトに聞くことにしている

たとえば、このブラシは、食器をあらうためのものか、
もしくは、鳥用のブラシか。聞いてよかった!
インド人のハウスメイトは、食器でも大丈夫だよと言ってたが、
念の為、大家さんにきいたら、それは鳥用で、食器用は別との返事。
聞かないとそういうことが起こるのだ。

インド人の大学院生は、いろいろと自己判断し、
きっと私みたいに聞いたりしないのだと思う。
1ヶ月しかたってない私の方が、すでに8ヶ月たった彼より、
キッチンのことはわかっている気がする。

日々の家での生活は、仕事とは違う。

これは、仕事とは違う点だ。仕事で、なんでもかんでも
聞いてくる新人はとても苦手だ。私も忙しいんだから、
自分でそのくらい判断してくれないかな、、このくらいのことは、
私は新人の時に聞いたりしなかった、、と思ってしまう。

前の職場で、もう一人同時期に採用された新人と比べて、君は
ローメインテナンス(手がかからない)で、助かるよ。
と言われたことがある。その当時は、意味がよく分からなかったが、
とても、ハイメインテナンスの(手がかかる)
新人を後輩に
もった時に、ものすごくストレスがたまった経験がある。
そのとき初めて、確かに私は手が
かからなかったんだろうな、と納得した。

しかし、家の中のルールは人それぞれ違うのだ。
パートナーでもルームメイトでも家族以外の人と
暮らしたことがある人は、分かると思うが、
自分が育ってきた家でのしきたりが、世界の常識ではない。

家族でタオルや、コップを共有する家もあれば、
一人一人自分専用のものを使う家もある。
こればかりは、後から住む人が、前から住んでいる人たち
(大家がいれば大家)のルールにあわせるしかない
どうしても譲れないことは、相手にもかかわることであれば、
話して納得してもらうしかない。

共有部分のもの(キッチンの調理器具)を買うとき

共有部分のキッチンに置くものを買う場合も、聞くことにしてる。
特に、大家さんは物をあまり増やしたくないと思っているようなので。

今ステイしている家には、テフロン加工のフライパンがなく、
オムレツをよく作る私は、油も使わないといけないし、
卵はこびりつくので、フライパンを洗うのも手間がかかる。
そこで、テフロン加工のフライパンを購入した。
聞いたら、よく使うものね、いいアイディアだと思う、
と言われ快くOKされた。

今、聞こうと思っているのは、
氷のありかと包丁を研ぎたいときは
どうすればいいか(とりあえず
アルミホイルで研いでみたりしたのだが、
それもアルミホイルを
無駄にしているようで申し訳ない)。

キッチンは、人それぞれ自分のやり方があってとても難しい
奥さんがだんなさんにいじって欲しくないというのは、
そういうことだろう。

なので、少しでも、どっちだろう?と思ったことは、
ハウスメイトに聞くようにしている。
例えば、Compost用(堆肥)のゴミ箱に、
コーヒーフィルターを捨ててもいいかなど。
ちょっとしたことだが、やはり自分が思っているのと、
違うものが入っていると彼女もストレスを感じるのではないかと思うのだ。

勝手にこうだろうと判断するよりは、自分だったら気になるようなことは
聞けばいい、一度聞けば済むのだから。

LAのゴミ事情

LAのゴミ事情も昔とは違い、複雑になっている。
大学にも3種類のゴミ箱がおいてある。Recycle, Landfill, Compostだ。

リサイクルのは、日本とほぼ同じだと思う。
リサイクルマークがあるプラスチックや、瓶カンなど、
あと汚れてない紙類らも最近加わったらしい。

コンポーストは、堆肥用のゴミで食べ物や、
よごれた紙類(使ったナプキンなど)。

その他、残りはランドフィル埋め立て用ゴミ)だ。
当然ランドフィル用のゴミは、減らした方が良い。
今朝詳しく説明されて、一応わかった。

また、彼女は家の庭に使う自宅専用のコンポースト用のゴミ箱もある。
ネズミが来る可能性があるので、そこには、
肉はいれないでほしいとのことだった。

肉好きな私は、肉は食べるべきじゃないと考えている家では、
肩身が狭い。それでも、ハウスパーティーの時には、
彼女も肉料理をすると分かり、ちょっとは気が楽になった。

ハウスメイトとの相性は大事

私たちがうまくやっていけるのは、
なにも、私がなんでも彼女の希望を聞くからだけではない。

彼女も、こうしてほしいということを率直に言ってくれる
今朝も、できる時は、食器洗い機の洗い終わった食器を
戻してもらえたら助かる、と言われた。

何はいじって、何はいじらないでほしいのか
わからないのし、彼女にストレスを溜めてもらいたくないので、
言ってもらった方がいい。

一方、細やかな気遣いもある。私が部屋にいないときは、
決して部屋に勝手に、入ってこない

彼女の家なので、私が滞在する部屋には彼女の家のものが
いろいろ置いてある。それでも、いないときに入ると
悪いからといって、私が帰ってからとりたいものを
とっていいか聞いてくれる。

入られて困ることはないが、
プライバシーを尊重してくれる気遣いはうれしい。

やはり彼女はハウスメイトと暮らすことに慣れているのだと思う。
そういう人との方が、生活は、うまくいきやすい。

もしハウスメイトが共同生活になれておらず
率直に希望を言ってこない場合は、
希望は率直にいってほしいと言ったほうがいい。

無理や、我慢は禁物!

人と暮らす上で、気をつけたいのは
無理や我慢は禁物だということだ。長く続かない。

日々の生活は、些細なことの積み重ねで、
ストレスがたまっていくのだ。
当然、工夫してやれることはやったらいいと思うが。
なんでもかんでも我慢することはない

意外に、物事、簡単に解決することも多く、
それならもっと早く言えばよかった!となるものだ。
ハウスメイトの大家さんは、迷惑がらず、
親切に教えてくれる。そういった些細なことが生活をする上では、
大事なことがわかっているのだと思う。

もし、ハウスメイトと暮らしてみて、合わないな、無理だな
と思うようなら、話しあって解決できるようなら、すぐに話して解決する。

無理な場合は、私なら、新しい部屋を探して移る我慢はしない
自分が合わない場合は、相手も合わないので、お互いのためだ。

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