議論好きのハウスメートたち
ロスに来て、５ヶ月目に入った。
先週の水曜だろうか、私が 夜７時頃、Trader Joe’s に行こうとすると、
ハウスメイトの２人がブレックファーストテーブルを挟みながら、
なにやら熱く討論していた。
ガンジーとインドの政治についてらしい。
そして１時間後に私が帰ってきた時も、まだしゃべっていた。
とにかく、二人とも討論好きなのだ。よく政治やら、人種やら、
宗教やら、いろんなことをあつく語り、言い争っている。
シャラスのアレルギー
それはさておき、その翌日朝シャラスが鼻声だった。
アレルギーだと彼はいう。そこで、一応、コロナじゃないよね、
熱はない？と声をかける。違うというが、その日はマスクをすると
鼻が止まるからといって、マスクをつけていた。
その日の彼は、夏なのにジャージの上下。寒気がするのだろうか？
ということは熱だ。たまに、咳もでてる。うーん、これはあやしい。
ポリーは７０歳なので、一応検査してもらった方がいいということになり、
検査薬をやってもらうと陰性。ただ、家になった検査薬は
すでに３ヶ月前に期限が切れていた。
それでも、まあ大丈夫だろうと翌日からはすっかり安心し、
彼もマスクはせず、私も気にならなくなった。
そして土曜日にポリーがパサディナに行くというので、
ついでにのせてこらい、行きたかったMotto Cafeにパンケーキを食べに。
お店の外見は、いい感じで、パンケーキもおいしかったが、
お店の外の席は暑すぎて、店内は、イマイチ落ち着けず残念だった。
ポリーがコロナに感染
そして、日曜日早朝、ポリーは娘さんのいるデンバーに発った。
すると、月曜日メッセージでコロナにかかったとの報告が。
最初は、やっぱりシャラスはコロナだったんじゃん！と思った。
あの水曜日二人はながながしゃべってたし、
絶対あのときうつったんでしょう。とぼんやり思っていたが、
ふと気づいた。私パサディナに行くのに、車にずっとポリーと一緒にいた。
彼女はさんざん車でしゃべっていたし、一時間以上は
エアコンがついた密室にいたわけだ。こりゃ、絶対うつってるでしょう。
ショック。シャラスが検査が陰性ですっかり油断した。
しかも、ポリーがうつっている可能性まで考えてなかった。
パサディナに行ったのは、大失敗だった、と後悔。でもしかたがない。
電話で、娘には自己責任と冷たく言い放たれた。彼女は偉そうだ。
そんなことはわかっている。検査薬は期限切れだったし、
シャラスのコロナの可能性を疑っていたし、ポリーと
彼が前日長いこと話していたので、検査が陰性でも彼女の感染を疑って
パサディナには行くべきではなかった。
私は昨年６月にコロナにかかっているので、
今回かかれば２度目。重症化しないようにビタミンDと
当面の食料を買っておく。また日本からTylanolを何錠か持ってきてるので、
それで対応しようと考える。
Targetで検査薬 (8ドル程度）も買い、その夜ポリーに言われ、
シャラスがもう一度検査。しかし、また陰性。
絶対彼からうつったと思ったのに、謎だ。
私はまずは家にあった期限が切れた検査薬で火曜日に検査。陰性。
潜伏期間は２〜４日というので、どきどきしながら数日すごし、
今日は木曜日つまり５日がたった。前回オミクロン株にかかった時は、
はじめはのどがおかしかった。しかし、なんとか大丈夫そう、セーフだ。
海外では、できるなら、コロナにはなりたくない。
日本もそうらしいが、ロスでももうほとんどのひとがマスクはしておらず、
すっかり油断していた。このままどうか、症状がでませんように。
今日もう一度検査しようと思っていたが、このまま症状がでなければ、
もういいかなと思っている。ニアミスだが、今後のいい勉強にはなった。
