ハウスメイトとの初めての大問題 (3):1日目ー夜

@ロサンゼルス

シャラスが無断でポリーの車を彼女がいない時に拝借しており、
私がうっかりその話をしてしまった話は、
この記事で話したとおりだ。

コンピューターの電源を借りに行くと。。

その日の午後、私は共同研究のために、
元アドバイザーマリアの家を訪問

その後夜帰宅し、夕飯をすませ洗い物をしていると、
ポリーが亡くなったお父さんの写真をセレモニーのためにまとめたから、
それを見に来てと声をかけてきた。わかった、
洗い物が終わったらいくね、と私は返答。

しかし、その3秒後には、私はポリーとの約束は忘れてしまっていた。
2日後に、セミナー発表を控えており、そのレジメが全くできていなかった

そして、友人のために推薦状を書いたのだが、
まだそれを送っていないことも思い出した。洗い物が終わった時点で、
他のやることで頭が一杯で、ポリーのお父さんの写真のことは、
完全に忘れてしまっていた。大して興味がなかったからだろう
と言われれば否定はできない。

洗い物のあと、私はそそくさと、自分の部屋にもどり、
仕事を再開した。一時間もすると、コンピューターの充電が
切れるそうなことに気づいた。そこで、ポリーに電源を貸してもらおう
彼女の仕事部屋へ。すると、ものすごい剣幕で彼女が怒るのだ。

どうして、コンピューターの電源がいるのだ、
今まで一度も借りたことはなかったのに。
ちゃんと返してくれるのか?とすごい剣幕で詰め寄ってきた。

どういうことなのか訳がわからない。彼女に今現在かりたままで
返してないものは何一つない何をマジギレしてるの?

ポリーの爆発

ポリーは爆発したのだ。きっかけは、やはり私がお父さんの写真を
見に行かなかったことだろうか。多分そうなんだろう。

私は、もう人に利用されるのは、我慢ならない、
もうハウスメイトたちにも優しくするつもりはない。
ジャックが(彼女の古くからの友人)私にシャラスが車を使っていると
言ってくれたように、あなたも友達として、
私に教えてくれるべきだった。

私の味方でいてくれてると思ったのに、違った。
私のことを気にかけてくれないようであれば、
私も気にかけないし、こんな、シェアハウスなんてものは、やめる!

アメリカ人でおしゃべりな彼女、口がたつたつ
ものすごい剣幕に、口を挟む余地がない。私はただただ聞いていた。

これからは、私がいないときに、たとえもう一人のハウスメイト、
フェラナンドのせいで鳥に問題が起きたとしても、
あなたにも責任を問うから。鳥が死んだりしたら、
あなたの責任だから。

それに、あなたは、大きいゴミ箱を(写真参照)通りから
庭に戻すのをちっともやってないじゃない。私ばかりがやっている。
ハウスメイトなのだから、家の仕事は平等にやるべきで、
私はあなたの召使いじゃない!ほぼほ怒鳴られたのに近い。

以上を聞いて、私は、「じゃあ、電源はいらない」というと、
彼女は、「Good !(よかった)」と返してきた。

泣きそうになりながら自室に戻る。今のはなんだったのか、
訳もわからず、いたたまれず、マリアにテキストメッセージで多少の愚痴こぼす。
できれば電話で話したいところだが、
英語は当然ポリーもわかるので、電話もできない。

マリアはいつもそうなのだが、私に思っていることを全部言えという。
車のこともすでに承諾をとっていたと思っていたと伝えろと。
それはすでにお昼に伝えたのだ。日本人にしては
私は思ったことを言うほうだと思う。
でも、マリアには、レイは、いつも思っていることを
言わずにあきらめる、と見えてるようだ。

ポリーは非常に興奮しているので、
私が今何をいっても火に油を注ぐだけだ。
明日、彼女が冷静になってどうでてくるか
待ちたい、とマリアには伝える。

その夜は、一晩中、眠れなかった。まだ発表のレジメも
終わってないのに最悪だ。

私が悪いとは思えない両方のルームメイトとうまくやっていきたい
二人ともにフェアでいたいと思うのは
当然のことではないだろうか。
あきらかに、彼女はシャラスに対する不信感がつのり
それを私に八つ当たりし、爆発させたわけだ。

彼女がシャラスのことですごく辛く、
八つ当たりしてしまった気持ちはわからないではない
嘘はつかないと信じていたのに、裏切られたと思ったのだろう。

しかも、レイは自分が大切にしている写真を観にくるといって、観にこなかった
私のことを大事に思っていない証拠だ!というところだろう。

とりあえず、明日、もし彼女が、昨日は八つ当たりして悪かった、、
謝るなら、今日のことは水に流そうと思った私だった。

ゴミ箱の件

私がゴミ箱を通りから庭まで持ってこないと、彼女は言っていたが、
それも、怒鳴るようなことだろうか、
急にどういうこと?という感じだ。

実は、この記事に少し言及してあるが、
私は来たそうそうゴミ箱を通りから回収する際に、
立っていた状態から転んで額をぶつけ、
青あざが数ヶ月残るほどのを怪我をしたことがある。

しかも内出血が時間がたつと額から下りてきて、
そのうち目の周りがひどい青あざとなっのだ。

その一件以来シャラスがゴミ箱の回収は、
僕がやるからといいよ。と言ってくれていた。
そのため、私は何回かしかやったことがないのは事実だった。

特にポリーがいる時は、私もゴミ箱の存在をすっかり忘れていた。
おそらく、シャラスのことだ、彼もやってはいなかったのだろう。
ポリーがいる時は、ポリーが一人でやっていたのだ。

でもゴミ箱を通りに出すのは、庭師の人がやってくれるので、
仕事は回収のみで、そこまで大騒ぎするほどのことでもない。
それほど大変だったら、
私にも気づいたら回収して欲しいといえばよかったのだ。

私は、かなりの家の仕事をやっていると思う。
当然シャラスに比べれば全然やっている

食器洗い機に入っている食器を棚に戻して欲しいというので、
それはほぼ私がやっている。コンポースト(肥料用)の生ゴミも、
外の捨てるところに気づけば持っていっている。

確かに今週はほとんどマリアのところにいて、
あまりやっていなかったが、それでも、今まで、気付けばやってきたのだ。

彼女が朝早く出かければ、鳥の餌水を用意し、カゴから出し、
夜遅くまで出かければ私がまた鳥を寝かしつける。

でも、それでも不満で、ゴミ箱の回収も私にやってもらいたいわけか。
以前は、私が何かやればお礼を言ってくれていたが、
もうお礼も特になく、さまざまなことが
やってもらって当然のことのようになっているのだ。
そして、どんどん彼女の期待と要求は増えている

召使はこっちのほうだ。

期待とは膨らむもの

大学院生の時に、マリアに、「そんなに、期待しないで」
と言ったことがある。研究のことに対してだったとは思うが、
その時に、彼女に、「それは無理よ。期待というものは、
どんどん膨らむものなのよ(grow)」と言われたことがある。

彼女がそれを覚えているかは知らないが、彼女とは、
そんな小さな思い出がたくさんあり、そんなことを思い出しながら、
あらためて、今また彼女の横にいる自分に不思議な気がする。

さて、話を戻そう。全て家の仕事を平等に分担すべきだという
彼女の主張が正しいのかは、私には判断しかねる。

それに彼女の場合、男の子には期待していないし、
3人ではなくて、結局は、私と彼女の二人の間でということなのだ。

結局は、私がほとんどの雑務をやらないと
彼女は満足しないのではないかと思う。

ほとんどの部屋は彼女が使っているのだし、
キッチンも彼女の使用部分が当然多い。
もともと同等の立場ではなく、彼女の希望通りになるように、
私は気を使って暮らしているので、なんとも言えない。

翌々日には、セミナー発表も控えていて、
レジメも終わってないのに全く眠れないとは最悪な1日だった。
そのごの展開は、こちらの記事を

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