ハウスメイトとの初めての大問題 (1):1日目ー朝

@ロサンゼルス

この5ヶ月半は問題もなく。。

この5ヶ月半、飼っている鳥がうるさいということ以外、
特に大した問題もなくハウスメイトたちと楽しく暮らしてきた

これはとても恵まれた状況であって自分はラッキーだと思うし、
普通なら一つや二つハウスメイトに不満があっても
おかしくないと思う。

この家は、UCLAには遠いが、なんといってもマリアの家に、歩いて行ける距離だ。
彼女と共同研究していて、なるべく今年は一緒にいたいと思う私には、
もってこいのロケーションにあるのだ。

それになんと言っても、コリアンスーパーが近い

嵐は突然に

ところが、とんでもない事件が今週起こった。

シャラスが家賃を滞納していたという話は、
この記事に書いたが、その件を発端に、
ポリーのシャラスにたまっていた不満が、私に向かって
爆発し、八つ当たりされたのだ。

シャラスは、明るく、博学で、面白いし
なかなか愛嬌があり憎めない青年だ。
この記事にもあるように、ポリーとシャラスはとても仲がよくて、
夜遅くまで宗教や、政治、文化、エンタメなど、
いろいろなテーマについて大声で議論していた。

ただ、シャラスはルーズで責任感に欠けるところがある
ということが、ここにきて判明したのだ。

鳥籠の水が汚い!

今思えば、洗い物をすぐせず、溜めておくのも
その一端だったのかもしれない。

ポリーが旅行中の鳥の世話に関しては、
私が朝、鳥の餌や水を変えたりなどし、
夜、シャラスが夜用の鳥籠の水、餌を準備し、鳥をいれて
布をかけて寝かせる、という役割分担をしていた。
なお、朝は、フルーツもカットしていれたりなど、
夜よりも仕事が多少多い。

夜の世話に関しては、少しサボろうと大した問題はない
鳥は、ほとんどの時間寝ているので、餌がなかろうが、
水が汚かろうが、それほど飲み食いはしないし、
カゴが汚くてもそれほど害はない。

ところが、朝はそうはいかない
鳥は1日起きていて、活動し餌も食べるからだ。
そのため、私が朝担当する方が、自分としても安心なのだ。

夏休み中、子供が訪問中の間。。

ところが、夏休み、私の子供たちが日本から遊びに来ることになり、
ポリーがいない間に3日間滞在したのだが、(こちらの記事参照)
気のいいシャラスは、「その間、鳥の世話は朝も夜も僕にまかせて!」と言ってきた。

そんなに大変じゃないし、いいよ。といったものの、
大丈夫だといいはるので、3日間おまかせしたのだ。

3日後、ポリーが帰宅してみると、昼用、夜用のどちらのカゴも
水が汚く、餌もきちんと入っていなかったらしく、
文句をいうので、私は、シャラスがこの3日間
担当してくれてたと言って、その時は、話はそれで終わった。

新しいハウスメイト、フェルナンドくん

さて、シャラスの家賃滞納問題
ここのところポリーはかなりストレスを抱えていた(この記事)。
それでも、少なくとも彼は正直だ、とよく彼女は言っていた。

私は、まあそうかな、、と思って聞いていて、
家賃を催促するのは、さぞストレスだろうと彼女に同情もしていた。
しかし、基本それは二人の問題で、私に関係はない

先週から新しいハウスメイト、UCLAの大学4年生
21歳のフェルナンドくんがやってきた。

私の息子より一つ年上だ。彼の車はドアロックが壊れており、
滞在二日目にしてすでに財布が盗まれたということで、大騒ぎになった。

車の鍵が壊れていてそのままにしておくのもどうかと思うし、
そんな車に財布を置いておくのもどうかと思う。
まあ、自業自得だが、ここに来たばかりなのに、かわいそうだとは思う。

ここはわりと安全なエリアだ。家のドライブウェイにまで
人が侵入してくるとは思い難い。おそらく、彼は他の場所で
財布をなくしたのではないかと思うが、まあ財布がなくなり、
勝手にカードなどが使われたのは事実だ。

その財布に運転免許証も入っていた。彼は、
インターンシップに行かなくてはいけないのに、とため息をついていた。
そこで、深く考えもせず、無責任にも、私は、前のハウスメイトの
シャラスは
免許証もないのに車で近所を乗り回していた。
免許証の写しが携帯にとってあれば、
それで数日車乗っても大丈夫じゃない?って言ったのだ。

シャラスの車事件の発覚

すると、ポリーが、「え?車にのっていた?
私がいない時に、私の車を?」と私がいったことを聞き逃さなかった。

なに、知らなかったの?あせった私だったが、今更、言ってしまったことを
引っ込められず、「数回だったと思う、いや、ポリーがいた時かもしれない」
などとしどろもどろ。私は、当然彼女と彼の間に彼女の車にのっていいという
取り決めがなされていたものと理解していたのだ。
それに関する記事は、こちらを参照

家賃滞納問題ですでにストレス一杯だった彼女は、
勝手に車にのられていたということで、怒りが沸点に到達。

実は、彼女の親友のジャックが彼女がいない時に、
家のドライブウェイに彼女の車がなかったのを見て、
シャラスが車に乗ってるんじゃないの?と彼女に
言ったことがあったらしい。

その後、彼女は、自分がいない時に車にのってないか、
シャラスに尋ね、彼が否定したということがあったらしい。
なんせ、シャラスは嘘はつかないと信じ切っていたので、
おそらくジャックの見間違いだろうということで納得したらしい。

ところが、今回、私の発言で、彼が彼女の許可なく車を使い
しかも嘘までついていたことが発覚したのだ。

相当なショックだったらしい。彼女のリアクションをみていて、、
あ、、、そりゃショックだよなと思い、彼女の気持ちに寄り添い、
私は、同調の意を示したつもりだった。

ポリーからの八つ当たりと攻撃

そこから、彼女の私への攻撃がはじまったのだ。

ポリーは「なぜ、自分にシャラスが車にのっていたと報告しなかったのか?
シャラスが乗っているのを見た時に、ポリーの車にのっていいのか、
許可はもらったのか?」となぜ言わなかったのだと責め始めた。

挙げ句の果てには、前回、旅行から帰ってきた時は
(上記で述べたシャラスが世話をしてくれていた3日間のこと)、
鳥籠の水もすごく汚くて、その時は、あなたには何も言わなかったけど、
彼に仕事をするように指示を出したのなら、
きちっと彼がやっているのかを確認するまでが、あなたの責任で、
なにか鳥にあった場合は、彼だけでなく、あなたに責任を問う、ときた。

勘弁してほしい!私はシャラスと同じ立場のハウスメイトで、
彼の上司でも、彼女の部下でもない
それだけのお金を払ってもらっているわけではない、
どころか家賃を払っているのだ。

ポリーが信頼していたシャラスに裏切られて、
傷ついたのはよくわかる。でも、私は彼女のスパイではない。
シャラスを見張り、それを彼女に告げ口する立場にはない

私にとっては、二人ともハウスメイトであり、
いわば同じような立場で、うまくやっていきたい相手なのだ。
陰でこそこそいいつけるようなまねはしないし、
そんなことでシャラストの関係をくずすつもりもない。

その時は、許可はもらっていると思ったと彼女に告げ、
その他は大して言い返すこともできず、部屋にもどった。
鳥の一件で責任がうんぬんという下りは、正直、訳がわからない

この一件は、かなり尾を引くのだ。
その日の昼に起きたことはこちら

 

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