1ヶ月たって思うこと
いろいろなことが、なかなかすんなりとは行かない。
そこで海外で暮らすコツは、
待ってないで、とにかく聞いて、行動するしかない。
その一言に尽きる。LAに到着して1ヶ月がたって、
やっと新生活のセットアップが終わりつつある。
すべてをもっと同時進行していれば
もっと早く終わったのかもしれないが、
一つ解決して、また一つという感じでやっていたら、
1ヶ月もかかってしまった。
自分の行動の反省から、、、
やるべきことを全て書き出して、とりあえず全て
手をつけてみることをお勧めする。
だいたい、すんなりとは何事もいかず、
いくつかのステップを踏むことになる。
下にあるように、これが入手できないと、
これはできない、、と勝手に思い込んでいた部分もあり、
ひとつずつ進めていったのだが、今振り返ってみると
電話番号の入手以外は、そうではない。
どんなことも、結局、メールや、電話で問い合わせるなどの
作業が必要になるので、最初のステップは、
いろいろなことを同時進行して、はじめてみることがいいと思う。
自分からのアクションが必要だった手続き
客員研究員としてUCLAに来た場合に、
どんなことが可能なのかというのは、
大学からの受け入れ証明のレターに書いてあった。
このレターも自分の日本の大学に提出しなくてはならなかったために、
依頼して書いてもらったものだが、今思うと、そのレターがなければ、
自分の権利は、全くわからないままだった。(Webサイトにも書いてない)
職員証が発行されること、デスク(ワークスペース)が割り当てられること、
授業の担当者が同意すれば、授業に参加できることなどが示されていた。
あとは、常識範囲で可能だろうと思うことを、
自分で手続きをはじめたのだった。
UCLAに関して、私がアクションを起こさなければ、
すすまなかったことは、とにかくたくさんあった。
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- 構内でのinternetのアクセス
- Bruin Card(職員証)の発行
- 学部内での私が使用するデスクの決定
- 学部の印刷、コピー用コードの入手
- 学期中、メトロに乗り放題の
UCLA関係者用割引TAPパスの購入 - 保険証IDカードの入手
構内でネットのアクセスができない!
3月31日(金)にLAに到着し、4月3日(月)には、
UCLAは春学期開始だったので、すぐに大学に通い始めセミナーに参加した。
キャンパスに到着後、UCLAのIDでネットにつなごうとしたが、
アクセスが拒否された。IDはすでに、違う手続きに使用していたので、
間違いはない。学部のチェックインの作業が終わらないと
システムに記録されないのかな、、。と思い、一旦は放置。
(今思うと、すぐ学部の事務方のところに行き、繋がらない旨を話し
ゲストログインIDをもらえば良かったが、なぜか、T-Mobile が
コンピューターに繋がったので、あまり困らなかった)
その後、学部で客員研究員としての身分開始手続き(チェックイン)した際に、
学部のIT担当者に聞くよういわれたので、メールを送った。
しかし、その人からは、大学のIT担当部署でないと対処できない
という返事をもらい、また他の部署にメール。
その後、やっと大学でのネットのアクセスが可能になった。
なんやかんやで、1週間はかかったと思う。
職員証がいつまでも発行されない!
職員証(学生にとっての学生証と同じ)が発行されないと、
大学の図書館も使えないし、ジムにも通えない。
また、メトロバスカードや病院に行くにも必要なんじゃないかと思い
(結局必要なかったが)、まずは、職員証の入手を第一に考え、
他のことはとりあえず動かなかった。
学部にパスポートやら、DS-2019やらを持参し、
チェックインを行ったのだが、
ちょうど、学部の事務スタップが他の学部へ移る時期とかさなり、
その人ともう一人つなぎの人が担当者してくれた。
ちなみに、今思えば、ロスについた時点で、
すぐに学部にもメールをしてアポイントを取れば良かったと思う。
すぐ月曜日には大学に行くつもりだったので、
行けばできると思ったが、担当者がいなかったので、これも数日かかった。
チェックインしてから、1週間しても職員証が発行されるという
連絡がこないので、もうすこし待つべきかとも思ったが、
とりあえずは、いつごろになりそうかという催促のメールをしてみた。
すると、二人の担当者はお互いに相手が手続きをやっていると思っていて、
二人とも動いていないことが判明。聞いて正解だ。
聞かなければ、永遠放置されていただろう。
その3日後には、職員証を作る準備ができたとのメールが届いた。
その後、写真をアップロードして、その承認を数日待つ。
ピックアップのための予約をして、なんやかんやでまた
1週間ぐらい入手するのにかかった。
今では、すべてが、コンピューターで管理なので、
作業は早いはずだ。何事も、3日も連絡がこなければ、
催促のメールを送っていいように感じた。
私が使うデスクはどこ?
学部に客員研究員としてチェックインした時に、
デスク(ワークスペース)がほしいのだがと伝え、
大学院生の一人がデスクの担当だから、
彼にメールして聞いてあげると言われた。
日本だと、客員研究員は、シェアオフィスという感じで、
部屋があてがわれるのだと思うが、UCLAの私の学部では、
大学院生たちが使っている席の一つをあてがわれる。
これは、自分が大学院生だった時に、いろいろな
客員研究員が日本からも訪れていたので、知っていた。
ただ、セミナーを受けたりする前後に、
いられる自分のデスクが早くほしかった。
しかし、担当の学生からは、連絡がこないので、
結局自分で、あらためて依頼のメールを送り、
候補をいくつか教えてもらった。
結局彼が言う空いている席というのは、
最新の状況を反映したものではなかったので、その部屋にいた学生に、
どこがあいているか、確認して、勝手に自分で気に入った席を選んで、
彼にそこを使用すると報告した。
私が使っているのは、自分が大学院の時に
使っていた部屋と同じ部屋で、デスクは斜め横のデスク。
部屋もデスクも変わらずで、とても懐かしい。
コピーカードの入手
書類、論文の印刷のため、プリンターへのアクセスが必要だ。
大家さんが、プリンターを用意してくれたのだが、なぜか、ドライブをいれても
プリンターが認識されず、未だ、部屋でプリントはできない状態にある。
なので、当分は大学で印刷はすることにした。
やはり、私世代は論文も、まだ紙のほうが読みやすいのだ。
今度は学部の受付の人にお願いしてみた。すると、コピーコードを発行するので、
名前とメールアドレスを書いてといわれたので、それを提出。
2日後、大学に行った際に、連絡がこないので、もう少し待つべきかとも思ったが、
一応コピーコードはいつもらえるか聞きに行った。聞きに行かないと、
忘れてたということがあるのは、経験済み。
案の定、忘れていたらしく、その場でコピーコードをくれた。
だったら、初めに頼んだ時に、その場でもらえたのに!
なぜか、がっくりくる。
他にも、学期中、メトロに乗り放題のUCLA関係者用割引TAPパスの購入や
健康保険用証カードの入手も苦労したのだが、長くなったので、
それはまた違う記事でシェアさせてください:
TAPパスの購入に関しては、こちら。
保険IDカードの入手はこちらを参照してください。
とりあえず、これで、客員研究員として過ごすための基盤ができた。
結局1ヶ月かかった。まだジムも図書館も病院も利用していないので、
初めて、、のことはまだまだある。随時、ブログで新しい体験は、
シェアしていこうと思っています。