1年間の在外研究を終えて(4): いよいよ帰国

@ロサンゼルス

帰国の際の手続き

一年間の在外研究を終えていよいよ帰国。
帰りの飛行機はシンガポール航空をTrip.comで予約。

帰国に際しての手続きはあまりなかった

UCLAに帰国の旨を報告

大学のオフィスに帰国の旨を報告。
デスクを片付け、会いたい人たちに会って、お別れを言う、
そして、預かっていた鍵などを、返却する必要がある。

来たときと比べれば、帰る時は簡単である。

電話

電話はT-Mobileで毎月カードで支払う方式にしていたので、
払わなければそれまで、ということで、
特に解約の必要はなかった。

こちらも簡単である。

銀行口座を閉める

悩んだ末、銀行の口座は閉めることにした。

Bank of Americaに口座を開いていたのだが、
窓口で口座を閉めたい旨を伝えると、
残っているお金をまず引き出す手続きがされて、
これから引き落とされる予定のものはないか確認され、
書類にサインをし、わりと簡単に手続きはすんだ。

銀行の口座を開く手続きは、窓口でその場ではできず、
あらためて予約をし、パスポートやビザをはじめ、
もろもろ書類が必要だったが、口座を閉めるのは、
それに比べると簡単だった。

口座を閉める場合は、最後の1ヶ月はクレジットカードではなく、
その場で決済されるデビットカードを使うなどして、
閉めた後に請求されるものがないかなど考えておく必要がある。

口座引き落としで公共料金を払っている場合は、
やはり口座を閉めるのは帰国後にしたほうがいいかもしれない。
そして、思いもかけない支払いが残っていたりするものだ。
私の病院代のように。そのとき、苦労した記事はこちらに。
しかし、こんな時も、銀行口座があれば小切手をきって
郵送すれば済む話だった。

また、私の場合、帰国前には知人の家に住んでいたので、
敷金の返却という手続きがなく、お金をうけとる問題も
なかったのだが、敷金が返却される場合は
(初めに滞在した家の大家、ポリーからは敷金が
800ドル返却された。)

現金で送ってもらうことはできないだろうから、
小切手を送ってもらい日本の銀行で
換金することになるのかもしれない。

お土産

うちの夫や子供たちはアメリカで暮らしていたこともあるし、
どんなものがアメリカにあるのかも知っているので、
彼らの希望をきいて購入。夫や娘には食料品、
息子にはデオドラント(年頃である)。

自分用には、グラノーラを作るのに必要な
ナッツやドライフルーツ、コーヒー豆、キャンドル、衣類、
マリアにすすめられたHOKAのスニーカー、Feetureの靴下などを購入。

そして歯磨き粉やボディークリームなどの日用品。
友人たちには、環境問題を考えて野菜などを入れる
再利用可能の通気性のよい袋のセットを購入。

日本に荷物を持ち帰る

アメリカに来るときは、スーツケースひとつにバックパック、
持ち込み用手荷物できたので、とにかくあまり物を持ってくることができず、
入らず大変だった。冬服などは結局娘たちが夏ロスに来たときに
もってきてもらったのだった。

事前に郵送しようかと思ったが、コロナの影響なのか当時は、
航空便と船便の間のようなSAL便がなく、
船便だと半年つくのにかかるといわれた。
また航空便で送るとなると2万円くらいかかるといわれ、
だったら現地で買った方がいいと思い
スーツケースひとつでロスに来たのだった。

現地で必要な物をかうのはいいが、
持って帰って来れるかと言う問題がある。
日本のスーパー(Mitsuwa)から宅急便でおくることもできる
ということで、それを使い宅急便で送るか、
安いスーツケースをもうひとつ買い、
スーツケース2個で帰国するか。
(私が使う航空機ではスーツケース2個までは無料)

宅急便も悪くなかったが、結局友人が
いらないスーツケースがあるというのでそれをもらって
スーツケース2個を手で持ち帰るという方法を選択。
友人のスーツケースは私が持ってきたものよりも大きくて助かった。
そのおかげでお土産も買って帰ることができたといっても
過言ではない。感謝だ。

大きい方のスーツケースに衣類など軽いものをぎっしり詰め、
小さい方のスーツケースに紙類やお土産などの重い物を。
スーツケースを測る専用の秤がない場合は、
体重計に自分がスーツケースをもってはかり、
そこから自分の体重を引けば重さを確認できる。

私の場合、荷物を詰め終わると規定の32キロぎりぎり、
31.5キロになった。ギリギリセーフだった。

出発当日、滞在していたベニスビーチの友人に
空港まで送ってもらい、無事帰国の途についた。

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