1年間の在外研究を終えて(6): 日本から病院の治療費を払う

サバティカル手続き

階段を踏み外す

東海岸にいく1週間前くらいに
ある朝、2階から1階に降りてくる時に、最後の一段を踏み外した

滞在していたロサンゼルスの家は、大きいだけでなく、
階段も一段一段高い。かなり大きな音を立てて
左足の甲に体重をかける形で転んでしまった。

少し痛みで動けなかったものの、
まあ大丈夫だろうと冷やしたりしながら
何日か様子を見てその1週間後に東海岸に行った。

その2週間後にロスに戻ってきたが、まだ痛みが
あったために、とうとう家の近くのUrgent Care
重い腰をあげていくことにした。

Urgent Care(クリニック)に行く

 病院で、レントゲンをとってもらうと、結局は折れていたのだが、
手術などの必要はなくとりあえず足を固定するために
メディカルブーツを渡された(というか買わされたわけだ)。

ロサンゼルスでは、いろいろなところに、
Urgent (緊急用の)careクリニックがあり、
非常に便利である。帰る前に滞在していたベニスビーチ
のエリアにも同じ系列のクリニックを見つけた。

しかし、場所によってレントゲンの設備のあるなしや、
休日にもやっているか、よる遅くまで空いてるかなどの詳細は異なるので、
行こうと思っているクリニックのことを事前に調べる必要がある。

3ヶ月後に診察代の請求が

以前、病院に行った経験から、
日本のように、すぐに診療費を払うことにはならず、
一ヶ月以上経って請求書がメールや手紙で送られてくるシステム
というのは知っていたので、帰国日が差し迫っているのに
病院に行くのは、ずっと気が引けていたのだ。

保険会社から、必要な書類を記入するように
連絡が来て、怪我した経緯、時間や場所を詳細に
報告。そして病院からの請求書は私がアメリカにいる間に
送られてくることはなかった。

結局帰国後、それも忘れたころ、5月になって
2月にみてもらった、その支払い請求書が
メールで送られてきた。

日本に帰国する際に、私はすでに銀行も閉めていたので、
メールの返信で、オンライン経由でクレジットカードで
支払いを希望する旨を伝える。

するとすぐに、オンラインで払えるようなIDと
リンクを送ってきてくれた。しかし、指示の通りに、
異なるブラウザーで何度試しても払えない。

結局、IPの問題でアメリカのIP
からでないと払えないとのことだった。

さて、困った。

UCLAのVPNが使えればなんとかVPN経由で入れるのではないか。
と考えたが、VPNもUCLAは2段階で入るようになっていて、
もう電話も解約していた私はいろいろと面倒だった。

結局娘に相談すると、アメリカにいる知人などに
お金を渡して払ってもらうもらうのが一番簡単だと言われた。

すぐにアメリカに行きそうな予定もないし、
やはりそれしかないか、、。誰に頼もうか。
と考えていたところ、UCLAに勤務するママ友が一時帰国を
するので会おうと連絡をくれた。

結局彼女が日本に来た時にドルを渡し、
彼女は日本にいる間にUCLAのVPN経由で
すぐに払ってくれて、ことなきを得た。

持つべきものは友である。
彼女から色々なお土産ももらい、久しぶり再会で
スカイツリーまで見れて、とてもありがたかった。

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