髪を切ろう
LAに来て7ヶ月が経とうとしている。早いものである。
1年間、髪を切らずに過ごそうと思っていたが、
かなり伸びてきて邪魔なので、重い腰をあげて
やっと髪を切りにいくことにした。
美容院を何で選ぶ?
13年前、ロスにいた時は、西に住んでいたので、
よく日本人がいく、インプレッションや、そこよりは
少しお手頃なTAKA ヘアサロンなどに行っていたと思う。
しかし、私は今は美容室にはあまりお金と時間を
かけない主義である。日本にいる時からそうだ。
日本の美容院はお茶を出してくれたり、マッサージを
してくれたりありがたいのだが、時間がかかりすぎる。
髪を染めたりすれば1日、美容院でつぶれてしまう。
また娘と行くので、二人分のカット代がかかり、
高いところだと料金がかさむので、ふところが痛い。
そして、1ドル150円超えの今、アメリカでの
美容院の費用も当然抑えたい。
今後の宿もイマイチ決まっていない不安定な状態なので、
お金を使う気になれないのだ。大学教授なのに、
学生のような生活送って何やってんだろうな、、
と我ながら思うのだが。
当然、まずはネットで検索
さて、ここは、新しい美容室を開拓しなくてはいけない。
簡単なのは、近くのコリアンタウンで評判の良いところを
見つけることで、韓国人の大学院生に聞こうか
とも思ったが、まずは、ネットで検索。
とりあえずは、日本語で、『ロス、美容院、お手頃』で検索。
LOCOTABIのサイトに日本語が通じる
美容院リストがのっている。私の家の近くで
お手頃なところというと、チョイスは二つ。
KC Beauty SalonとHair Craft。
KC Beauty Salonは美容専門学校の生徒たちが開くサロン
ということで、要は、学生たちのカットモデルだ。
ただ、ネット情報には「生徒と言っても、日本で既に
美容師免許を取得されている方もいるよう」と書いてあった。
一方、Hair Craftは独自のWebサイトはなく、
こちらはYelpサイト。検索した写真の感じでは
小さなお店のようだった。
迷った挙句、学生のカットモデルというのに
興味を惹かれKC Beauty Salonに行くことに。
値段も安く、運が良ければそれこそプロに、
運が悪くても、人の役に立てる。これは新しい
いい経験かも、というのがその理由。
KC Beauty Salon
行ってみると、予約の時も、お店にも日本語が
できるスタッフはいなかった。特に言葉の問題はないが、
それでも娘に言われていたので、写真を準備していた。
口で伝えるだけより、写真の方が、断然イメージが伝わる。
値段はすごく安かったし($30.00)お店もすごく綺麗だった。
しかし、結論から言えば、はずれだった。
私を担当してくれた人は、本当の初心者だったようで、
あまり器用な人には見受けられなかった。
ただの普通のカットに2時間かかってしまった。
出来がどうこうというより、とりあえず早く終わって欲しかった。
先生がいて、直してくれたりしたが、最後の方は、私ももう、
どうでもよくなってとりあえず終わればいいと思っていた。
持って行った写真とは仕上がりは全然違って、
先生らしき人は気にして、手直ししてくれたが、
担当者は最後はどうでもいいと思ったのか、
写真とは全然違っていても気にしていないようだった。
さすがアメリカだと思ったのは、
耳にヘッドフォンをしていて、途中恋人から
電話がかかってきて、それをとって話をし(Love you と言っていた)
また友人に自分の携帯をとって、音楽を変えてくれるように
頼んでいた点。
日本なら、さすがに客の髪をカット中にそれはないだろう。
最終的なできがどうかより、時間がかかりすぎたので、
私は今後はパスだ。面白かったが、さすがに
もう一度行くつもりはない。
別の人にあたれば良かったのかもしれないが、残念だ。
日本人は文句を言わなそうだ、となめられて私の担当が
彼女になったというのは、大いにありうることだと思う。
でもまあ、久しぶりに、帰りにリトル東京を散策し、
Kinokuniya書店により、Marukaiやヤマザキパンで
買い物をしたので、それは楽しかった。
今度行くならコリアンタウンか、もう一つのHair Craftかな。。。
まあ、恐らくLAにいる間には行かないだろうが。