足痛と足のツボ
最近ずっと足の裏が痛い。左足がひどいが、右足も痛い。
あまり気にしていなかったが、ここ何日か、歩くのもままならない。
朝起きて足を床について、階段を下りようとすると痛くて、
不自然な歩き方になる。
地元のレクリエーションセンターでストレッチ&ボイストレーニングの
クラスを週に一度取っていて、そのクラスでは、足の裏をよくマッサージする。
その時、かかとの上の部分を指で押したらかなり痛かった。
それで、ピンポイントで痛いところがわかった。
そのクラスの先生に聞いたところ、その辺りは小腸や腸、
腎臓が悪いと痛むところだという。特に自分としては
何も自覚症状はないが、そうなのかな、、とちょっと気にはなった。
マッサージをしても痛みは引くこともなく、
日が経つごとにさらに痛くなる。そこで、友人宅に遊びに行ったときに、
その話をすると、彼女は足のツボがのっている木製の踏み板をもっていて、
それで確認したところ、やはり痛みがあるのは腸、小腸の位置である。
ボイストレーニングの先生が言ったことは正しかったようだ。
昨年は健康診断もスキップしたので、そろそろ胃と腸の内視鏡でも
受けたほうがいいかもしれないと考えてはいた。
そこにこの足の痛みが起こったので、私も本格的に心配になり、
これは検診を受けろという神の思し召しかと思い、
とりあえず病院に診察の予約を入れた。
足底筋膜炎!?
しかし、今日、この足の痛みは、おそらく足底筋膜炎だろうと言われ、
私もそうではないかと今は思っている。
毎週火曜日の授業の後、友人と大学のフィットネスセンターで
開講されている30分の「歪みストレッチ」というクラスに参加している。
私が勤める大学はフィットネスセンターがとても綺麗で使いやすい。
うちの大学で一番に気に入っているところだといっていいかもしれない。
「歪みストレッチ」のクラスを担当するのは、陸上部のトレーナーの方。
体のさまざまな部位の歪みが目に目えて改善されるので
大好きなクラスである。先生もとても親切で、教え方もうまい。
その先生にクラスの後に、足の裏がとても痛くて
歩くのにも支障をきたしている旨を告げ、相談。
すると、足を見てくれて、見るなり足の甲が人より高くて、
そのせいで足底筋膜炎を起こしているのだと思うと言われた。
確かに、その場にいた友人と比べて私は足の甲が高く、
土踏まずが広く、扁平足の反対で床についている面積が少なめだ。
彼が足底筋膜炎だと、ここが痛くなるといって指差した場所が、
どんぴしゃ。まさしく痛くて仕方がないところ。
朝起きて床に足をつけて痛いようなら(私の場合、まさにそうだ)、
まず足底筋膜炎の可能性が高いと言われた。
彼いわく、そのあと動き始めて足も温まってくると
少し痛みが和らぐらしい。しかし私の場合、そのあとも、
椅子に長い間座った後に歩こうとしても痛い。
トレーナーによると足の骨が歪みが甲の高さが高くなっているらしく、
この歪みはわりと改善できるものらしい。ありがたい。
しかし、私の母も足底筋膜炎で手術をしたという記憶があるので、
生まれつきの骨の形なのかもしれない、
そうだと、残念ながら改善は難しいかも。
その一連の説明のあと、先生に足の甲の歪みをなおすための
ストレッチ体操のやり方を教わり、足のアーチをサポートする靴下や
インソールなどがあることを教えてもらった。
靴下屋・tabioで靴下を早速購入。アーチサポート機能と書いてある。
炎症なのであれば、今まで自分でマッサージをしようとして、
ぎゅうぎゅう押したりしていたが、それは逆効果なのだと気づいた。
そして、代わりに湿布を貼り始めた。
また、アメリカにいたときはそれほど痛くなかったのも納得が行く。
日本に帰ってきてからは、ほとんど毎日一万歩以上歩いている。
いくら、HOKAというクッション性の高いスニーカーを履いているとはいえ
足に相当負担がかかっているのだと思う。
また、先日の結婚式で、以前はいていた靴が入らなかった。
単に、太ったせいだと思っていたが、足が腫れてむくんでいたようだ。
トレーナーが左足のマッサージをやってみせてくれた。
すると確かに左右の足の状態と大きさが変わった。
さすがプロだ。大いに感心してしまった。一緒にいた
友人が、「これ、整形外科でやってもらってたら3000円は取られたね。」
という。確かに、こんなに時間をかけてお医者様ならやってくれないだろう。
とにかく、感謝だ。先生のファンになってしまいそうだ。
今日から教えていただいた足のストレッチ・
体操をして少しづつでいいので、直していきたい。
できれば手術はしないで治したいものだ。