ロサンゼルス空港から宿泊場所までの移動はどうする?

在外研究準備

一人で学会に参加することが多いので、いろいろな国に一人で行くことがある。
英語が主要言語ではない、韓国、ベルギー、オランダ、フランス、ロシアなどなど。
香港から、フェリーにのって、マカオにいったりもした(ここは英語通じるけど)。
そういう時は、空港から、ホテルまでの交通手段や、学会の会場への行き方を
完璧に事前に調べないと安心できないタイプである。

例えば、ロシアに行った際は、駅のロシア語表記、英語表記、電車の乗り方、切符の買い方、
また、グーグルマップで、駅からホテル、学会の会場への徒歩のルートも完璧に調べておいた。
とりあえずは、ホテルか学会会場につければ、あとは道を聞く相手は
いくらでも見つかるので、どうにでもなる。下準備のお陰で、私は
今までどんな場所も一応問題なくホテルにも会場にも到着できている。

よく、学会の会場であう若い学者などは、どんな国に行く時も(ロシアの時も)、
全く何も準備せず、行き当たりばったり
で、白タクにつかまって、
大損をした話を聞いたりしたが、
その大胆さとおおらかさには、ちょっと驚き、若い男の人
(もう今はそれほど若くもないが)はいいなあ、、と思う。

一方、私は心配性なので、そんなことはできず、
今回も完璧に調べておくことにした(つもりだった)。
英語圏ではあるが、スーツケースをもったいるのに宿に着くまでは、
困ったりしたくないし、できれば最短、最安値で行きたい。私は基本ケチだと思う。

学会発表でも最初の発表のスライドの2、3枚は
言うことすべてを丸暗記することにしている。私にとっては、
ルーティンの儀式みたいなものである。

2010年まで住んでいたアパートからは、わりと空港が近かったので、
バスやタクシーという手もあったが、今回の滞在先は、ミッドウィルシャーのエリアで、
ロサンゼルス空港(LAX)からかなりある。
以前住んでいたあたりとは全然違うので様子もよくわからない。

Uber や Lyft などの配車サービス

2019年に学会でロス来た時には、友人が気軽にUberを使って
いろいろなところに行っていて、
なるほど、こんな便利なものがあるのかと思ったものだ。
そこで、まずは、UberやLyftを使うのが最善だと考えた。
日本は、Uberというと食べ物の宅配という感じだが、
こちらでは、タクシー代わりのイメージが強い。
Uberよりは、Lyftのほうが値段がピーク時などは少し安いらしいので、
Lyftを使って空港からステイ先への移動をまず考えた。

Lyftの登録には電話番号が必要だ。アメリカの電話番号をまだ入手していないので、
日本にいるうちに、Lyftを登録すれば日本の電話番号で登録が可能ということだ。
そこで、アプリをダウンロードして、クレジットカードやこれから一年の家となる滞在先を登録し、自分の顔写真もアップロードした。
また、使い方を学習するために、念のために、Youtube動画もみて予習もした。

LAX 配車サービスのピックアップの場所

さて、ガイドブックによると、Taxi、Lyft, Uberのピックアップの場所
到着ターミナルのすぐ外ではなく、
ターミナル1近くの離れた場所に変更になったという。
そこまでは、シャトルバス(もたは徒歩)での移動が必要になったということだ。
到着会のバゲージクレームエリアを出て
すぐ左手に緑色の[LAX-it]のサインがある柱のそばから
シャトルバス[Lax-it]が出ているので、それにのるか、
徒歩でターミナル1の近くにある乗り場へ移動する必要がある。

さて、そこで、Lyftを使用するつもりだった私には問題がでてくる。
Wifiの問題だ。空港には無料wifiがあるのでそれを使ってLyftを呼ぶつもりだったが、
Lyftの乗車場所にまでは、おそらくwifiが繋がらない
1日か数日分のSIMカードをアマゾンで事前に購入しないとといけないな、、
と考えてはいたが、結局すっかり忘れてしまった。

無事空港に到着し、空港のFree wifiでLyftのアプリにも
順調にアクセス
できたが、結局ターミナルから、Lyftの乗車場所までは、
かなり離れていて、当然wifiもとんでない
シャトルに乗車して到着するまでは10分はかかったと思う。

乗車場所は、ものすごくただっぴろい駐車場のようなところだ。
もしも空港のwifiでLyftを呼ぶなら、シャトルに乗った時点で、
20分後ぐらいのLyftを予約した方がいいと思う。

私は、結局シャトルにどれだけの時間乗るのかもわからず、
シャトルを降りてすぐ、Lyftの乗り場がわかるのかも不安だったので、
今回はあきれめてタクシーにのることにした。
しかし、Lyftの乗り場は看板がでているので、わりとすぐ分かると思う、
それにわからなければ人に聞けばいい、結構スタッフの人もいた。

Lyftなら38ドルぐらいで済むところを、結局チップを合わせて$75.44(10294円)
かかってしまった。(ちなみに、クレジットカードは使える。)
まあ、SIMを買ったり、設定したり、初めてのLyftで気を使ったり
ということを考えれば悪くない選択肢だったかもしれない、と少々負け惜しみな感じだが、
本来ならホテルの部屋をとって数日過ごして住む家を見つけるのだから、
その分節約できたのは大きいので、今回は良しとしよう。

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