トロント滞在2週間(1)

日常

いざトロントへ!

日本で前に勤めていた大学で学部長秘書をしていた友人、
ゆりさんがトロントに住んでいる。ご主人がカナダ人で
トロント出身だったのだが、今は離婚して
大学生の息子さんと二人暮らしだ。

クリスマス前後、12月21日から、1月4日までの2週間、
マリアの家は、お嬢さん家族が帰ってきて部屋がないため、
彼女の家に滞在させてもらった。

同じ大学に勤めていた時は、
もちろん親しくさせてもらっていたが、彼女が大学を辞めて
カナダに引っ越してからは数回しかあっておらず、しかも
大学生の息子さんと一緒に住むのも、ちょっとどきどきだった。

でも、このサバティカル中に何人かの友人宅に
住んでみてわかったことは短い間でも、
1度、友達になれた相手とは、一緒に住める

そして、一緒に住むと楽しいし、いろいろなことが
たくさん話せて友情はぐんと深まり、
距離もずっと近くなる
ということ。

ゆりさんのお宅

ゆりさんはエアカナダで働いていて
シフトはまちまちでとても忙しい。

誰かの家におじゃますると、まずは
その家での生活になれるのに数日かかる
ゆりさんの家は結構、夜が遅く、西海岸からきて
時差がある私には好都合だった。

今回のお宅は、プライベートルームはあるが、
バスルームはシェア。そして、洗濯は今までは、
自分のものを勝手にしていたが、今度は白いもの、
色柄ものにわけて、ゆりさん家族のものと一緒に
洗ってもらう方式。乾燥機は使わない方針で、
気づいた人、手が空いてる人が干す感じだ。

台所は食器も、食材でもなんでも探して、自由に使って
というゆりさんは、おおらかなタイプの人で、
とても気が楽だった。一緒に料理をしたり、
彼女がいない時は勝手に作り、
息子さんと一緒にたべたりした。

作ったものを喜んでもらえると、とてもうれしい。
サバティカル中は、家族以外の人に料理する機会が多く、
感謝の言葉をいつも聞けるので、作りがいがある!

家賃を払うべきだったと思うが、
カナダドルの手持ちもなく、一緒に出かけた時の
スーパーの代金などを払ったり、というので
すませてしまった。申し訳なかった。

しかも、ロスより安いということで
行った美容院は(確かに、カナダ$25ということで、
全然お手頃だったが)カードが使えないという理由で、
結局彼女に払わせてしまった。日本で会った時に、
絶対恩返ししたいと思う。待っててね!

新しい人、食材との出会い

年末ということもあり、ゆりさんは今年あまり
会えていなかった友人たちに会いたいと考えており、
たくさんの人と会う計画をしていた。

私も新しい人に会うのが全く苦にならないタイプなので、
ゆりさんのおかげで、たくさんの人と新しく知り合いになり
とても楽しかった。10人くらいにあったと思う。

ゆりさんの家で、人を呼んで、もてなしたり、
人のお宅に行ってもてなされたり、、。
年末年始、やはり、日本人の家で、
(ゆりさんは、正確には日本人と韓国人のハーフだが)
過ごすのは、うれしい。食べ物文化はおおきい
おいしいものを、たらふくいただいた。

そして、ゆりさんは新しい食材を見つけるととりあえず買って
チャレンジするタイプの人で、そこは私とはとても違う。
私はとてもコンサーバティブだ。お陰で新しいものが食べれた。

紫のケールだ。すごく硬くて、よく言えば食べ応えがあるが、
悪くいうと扱いにくく料理しにくい。
結局、ナムルやケールチップスにして食べた。

今回の旅で、改めて友人の友人って、
みんないい人だなあ、、と実感。
タモリさんの『笑っていいとも!』を思い出す。

その新しく出会った人たちの記事は、こちら。

ゆりさんの息子さん

彼女の大学生の息子さんはすごく気持ちのいい青年で、
「レイさんは大学生の頃、どんなアルバイトをしてた?」
など、お母さんの友達の私に、気軽にいろいろなことを
聞いてくれたりした。

うちの息子だったら、私の友人に色々
聞いたりするかな?きっとしないだろうな。。
比較すべきではないと知りながらも、そんなことを思っていた。
まあ、トロントで息子のことを思っていた
ということで、息子には許してもらおう。

友人の息子さんは、私が間違って豆の入った瓶を割ったときは、
とんできて、一緒に片付けてくれたり、探し物をしてると、
状況を察して、すぐに探し出してくれたり。
気持ちよくなんでも教えてくれたり、助けてくれた。

朝や寝る前、出先から帰ってくると、
おはよう、おやすみ、ただいま、
かかさず挨拶してくれて(当然海外育ち、敬語は使わない。
私は、それがまた心地いい)本当に気持ちがいい、
いい子だな、、と感心しきりだった。

ゆりさんとも、この年月を埋めるかのように、いろいろ話し、
お二人との暮らしは、とても楽しかった。感謝だ。

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