メトロの割引TAPパスが買えない
以前私がいたときは、学生証があれば、バスが乗り放題だった。
おそらく、学費に組み込まれていたのだろう。
今は、学生証とは別にTAPパスを購入する必要があり、
これは13年前とは変わった点だ。
これはまず到着した日に、ハウスメイトの大学院生に教えてもらった。
UCLA関係者用の学期中のTAPパスは$99.00。
ネットで購入できるのだが、何度アクセスしても、
対象外との表示で、私は購入ができなかった。
システムに名前が組み込まれるまで時間がかかるのかと、
職員証が入手できるまでは、待ってみたが、一向に買える気配はないため、
学部の事務方の人に相談してみる。
すると、買えるはずなので、よくわからないとのこと。
もし、いろいろなブラウザーを試してみてダメなら、
UCLAのTransportation Office(交通機関に関する事務所)に
問い合わせてみてといわれる。
ブラウザーを変えても問題は解決しなかったので、
メールでTransportation Officeに問い合わせをすると、
客員研究員はその割引パスの対象にはならないという返事。
購入したい場合は、学部から特別にレターを書いてもらわないと、
購入は許可できないということだった。
いままで、何人もの客員研究員が学部にきていただろうに、
誰も申請していなかったのだろうか?
コロナで最近は来なかったにしても、知っていて良さそうなものだ。
私が思うに、みんな大学には、あまり来ておらず、
バスのパスなど必要なく、申請もしていないのだろう。
前にも書いたと思うが、UCLAの私の学部に客員研究員で
来ていた日本人などが、講義やセミナーに出ているのは、
1度もみたことがない。
まあ、しかし私は大学に行くつもりなのと、
バスを使わねば動けない場所に住んでいるので、
バスパスは必須で、どうしても手にいれたかった。
乗り放題だと、ちょこちょこ短い距離でも乗るが、
一回一回有料となると、節約体質の私は、まあ、歩くか、、となる。
事実、パスが手に入るまでは、かなりの距離を毎日歩いたと思う。
結局、学部の事務方にお願いし、学部長からレターを出してもらった。
それをオフィスに送り、システムにいれてもらい、
やっとオンラインで購入が可能になった。
オンラインでパスを購入後すぐ、構内の
チケットオフィスに行き、パスを入手。
3ヶ月弱の期間で$99.00のパスだ。
30日バスパスを購入すると$50.00なので、
それを3ヶ月分買うと、$150.00かかる。
すでに2週間ぐらい自分でバス代を払っていたのでまあ、
結局30ドルぐらいお得だったという感じだろうか。
まあ、大学に行かない日も、よくバスを使うのと、
無理して歩く必要がなくなった分、購入できて良かったと思う。
なお、このパスは、通常のパスと違い、
Apple Walletに移すことはできない。
何かを手に入れたい時は、できないと言われても、
諦めず、色々な方法で粘り強くお願いすることが大事だ。